売上高が前期比10.8%増える一方、販管費の伸び(+9.6%)を上回るペースで利益が拡大し、営業利益率は8.7%→10.2%へ改善した。
総資産は2,845,000千円(+197,000)。増加分の大半は現預金・売掛金など流動資産の積み上がりで、長期借入金95,000千円の返済により有利子負債は圧縮された。
本業で362,000千円を稼ぎ、設備投資に121,000千円、借入返済・配当に133,000千円を充当。現金は期首比+108,000千円で着地した。
収益性・安全性ともに前期から改善。特に営業利益率と流動比率の伸びが目立つ。
配当38,000千円を支払いながら、当期純利益228,000千円の計上により純資産は202,000千円増加した。
| 項目 | 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | その他評価差額金 | 純資産合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 当期首残高 | 300,000 | 180,000 | 906,000 | ▲8,000 | 15,000 | 1,393,000 |
| 剰余金の配当 | — | — | ▲38,000 | — | — | ▲38,000 |
| 当期純利益 | — | — | 228,000 | — | — | 228,000 |
| 株主資本以外の変動 | — | — | — | — | 12,000 | 12,000 |
| 当期末残高 | 300,000 | 180,000 | 1,096,000 | ▲8,000 | 27,000 | 1,595,000 |
売上高+10.8%に対し営業利益+29.8%と増益率が上回り、費用増を吸収した上でのマージン改善。一過性ではなく本業の稼ぐ力が強まった形。
長期借入金を95,000千円圧縮しつつ自己資本比率は56.1%まで上昇。ROEも14.3%へ改善し、レバレッジに頼らない資本効率の向上が確認できる。
設備投資98,000千円・ソフトウェア投資23,000千円を継続しつつ、配当38,000千円を実施。営業CF362,000千円が投資・還元の原資を十分にカバーしている。
棚卸資産・売上債権の増加(運転資本+32,000/+58,000千円)が営業CFの重石。売上拡大に伴う運転資本の伸びは今後も継続監視が必要。