FINANCIAL ANALYSIS  /  決算分析レポート

株式会社ナッツテック製作所 第27期 決算分析

会計期間 2025年4月1日 〜 2026年3月31日 単位 千円 比較対象 第26期(前期)
※本資料に含まれる会社名および数値は架空のものであり、実在の企業とは関係ありません。
00

ハイライト

売上高
3,280,000千円
↑ 10.8%(+320,000)
営業利益
335,000千円
↑ 29.8%(+77,000)
当期純利益
228,000千円
↑ 32.6%(+56,000)
自己資本比率
56.1%
↑ 3.5pt(前期52.6%)
ROE(自己資本利益率)
14.3%
↑ 2.0pt(前期12.3%)
現金及び預金
682,000千円
↑ +108,000
01

損益計算書 — 収益構造の推移

売上高が前期比10.8%増える一方、販管費の伸び(+9.6%)を上回るペースで利益が拡大し、営業利益率は8.7%→10.2%へ改善した。

主要損益項目:前期 vs 当期

単位:千円
前期(第26期) 当期(第27期)
02

貸借対照表 — 資産・資本構成

総資産は2,845,000千円(+197,000)。増加分の大半は現預金・売掛金など流動資産の積み上がりで、長期借入金95,000千円の返済により有利子負債は圧縮された。

資産構成

当期末・千円
流動資産 / 有形固定 / 無形固定 / 投資その他2,845,000

負債・純資産構成

当期末・千円
流動負債 / 固定負債 / 純資産2,845,000
03

キャッシュ・フロー計算書

本業で362,000千円を稼ぎ、設備投資に121,000千円、借入返済・配当に133,000千円を充当。現金は期首比+108,000千円で着地した。

現金及び現金同等物の増減内訳

単位:千円
04

収益性・安全性指標

収益性・安全性ともに前期から改善。特に営業利益率と流動比率の伸びが目立つ。

前期 当期
05

株主資本等変動計算書

配当38,000千円を支払いながら、当期純利益228,000千円の計上により純資産は202,000千円増加した。

項目資本金資本剰余金利益剰余金自己株式その他評価差額金純資産合計
当期首残高300,000180,000906,000▲8,00015,0001,393,000
剰余金の配当▲38,000▲38,000
当期純利益228,000228,000
株主資本以外の変動12,00012,000
当期末残高300,000180,0001,096,000▲8,00027,0001,595,000
06

総括

増収増益の質

売上高+10.8%に対し営業利益+29.8%と増益率が上回り、費用増を吸収した上でのマージン改善。一過性ではなく本業の稼ぐ力が強まった形。

財務体質の強化

長期借入金を95,000千円圧縮しつつ自己資本比率は56.1%まで上昇。ROEも14.3%へ改善し、レバレッジに頼らない資本効率の向上が確認できる。

投資と株主還元の両立

設備投資98,000千円・ソフトウェア投資23,000千円を継続しつつ、配当38,000千円を実施。営業CF362,000千円が投資・還元の原資を十分にカバーしている。

留意点

棚卸資産・売上債権の増加(運転資本+32,000/+58,000千円)が営業CFの重石。売上拡大に伴う運転資本の伸びは今後も継続監視が必要。